WadiMusa ワディ・ムーサ[ペトラ遺跡]
 
ヨルダンで死海がこばの楽しみなら、りえの楽しみはここ「ペトラ遺跡」。映画「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」の舞台にもなったこの遺跡は世界遺産に登録されています。いかにも!という写真から「インディ・ジョーンズ」の世界を楽しんでもらえたら、と思います。
 
 
 

 

 
  ペトラ遺跡へは早朝に行ったほうが空いていていい!というので、私たちは朝ごはんを食べて、早くから出かけていきました。朝食を食べたレストランにはイスラムの国らしく水タバコ「アルギーレ」が。   ペトラ遺跡といえば、エル・ハズネが有名だけれど、それ以外にもたくさんの遺跡が。この遺跡にも名前があったけれど、ちょっと忘れちゃった(汗)  
         
   

 
  エル・ハズネへと続く道「シーク」。この看板からインディ・ジョーンズの雰囲気が伝わってきて、ドキドキ・ワクワク♪   シークの両脇の壁は奥に進むにしたがって、だんだんと高くなっていきます。最初のほうは、それほど高くなくても・・・。  
         
     
  だんだんと道が狭く、そして壁が高く切り立っていきます。そしてさらに奥に進んでいくと・・・。   「うぉー!」。最後はこんなに狭くなっています(笑)  
         
     
  じゃなくて・・・。こういう景色が現れます。このアングルはほんと有名ですよね。この光景を見たときは、「おぉ」というため息に似た声が出ました。ただただ感動の一言!!   エル・ハズネとラクダ。こんなに似合っていいんでしょーか。ここ、一見すると神殿のようですが、実は修道院として使われていたそう。だからこの中はがらーんとしていて質素なつくり。でもこんなすごい修道院見たことないぞ!!  
         
     
  エル・ハズネをさらに進んでいくと、もうひとつ遺跡があるというので、先へ進んでみることに。しかし!朝早く来たので人が誰もいない。。「こっちじゃな〜い?」と来てみたものの、あまりにも道が急勾配になってきたので、引き返すことに。   上に上っていく途中の景色。ほんとこの辺は岩ばかり。でもこんなところだから修道院を建てたのかも。修行の場にはぴったりって感じ。  
         
     
  そんなで、やっと到着したもうひとつの遺跡、「エド・ディル」。ロバが温かく(?)お迎えしてくれました。   んでもってこれがエド・ディル。エル・ハズネよりも質素なつくりだけれど、エル・ハズネからずーっと登ってきた岩山の上に作られているのだから、すごい。  
         
     
  こうやってみると、岩山を切り出して、作られた建物だということがよくわかります。同じように岩を切り出して作った、インドのエローラの岩窟寺院よりも、女性的でやわらかい印象です。   エド・ディルからもう少し上がると、そこはビューポイント。見渡す限り岩岩岩。ここは本当に風が強くて、ぼーっと突っ立っていたら、風にさらわれそうに。  
         
     
  ここら辺の岩はピンク色でとても綺麗。それがまた地層になって、写真でみる木星の表面みたい。ここもまた切り出されたひとつの遺跡です。   ラクダ休憩中。ロバは大活躍だったけれど、ラクダに乗っている観光客はほとんど見かけませんでした。ひまそー。  
         
     
  同じようにシークの裂け目を通って戻ります。帰る頃には裂け目の上から日が差してきて、明るくなってきました。しかしこのシークでは過去に大洪水が起こり、大勢の欧米人が犠牲になったことがあるそうです。確かにこれじゃ逃げ場がないよなぁ。。。   シークにはところどころこんな溝が。ここは昔水路として使われていたそう。ただの崖と思いきや、こんな工夫がされているのを発見するのも、また面白い。  
         
     
  「ほんと高いなぁ」。高いところでは100m以上もあるというのだから、本当に驚いてしまう。   遺跡の中には観光用のロバ以外にもこんな風に地元の人の足となって一緒に働いているロバがたくさん。今日もご苦労さまです。  
         
         


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