Kilimanjaro Day3 キリマンジャロ登山3日目
 
いよいよ登山も大詰めに!この日の宿泊地は4700mに位置するため、息苦しさもピーク。この日の夜にサミットチャレンジだったため「少しでもゆっくり休まなくては」と、寝ようとするのだけれど、寝ると呼吸数が減って、息苦しくなりすぐ目が覚めてしまうという、かなりつらい夜を過ごしました。
ここまでくると自然の美しさだけでなく、厳しさも十分に感じることが出来ると思います。
注:(☆)の写真はbashishiさん提供
 
 
     
  3日目ともなると、高度も4000mを超えてきます。気温もぐっと下がって、残念ながらキリマンジャロトレッキングユニフォームTシャツともお別れ。しっかり防寒体制。   3日目の宿泊地は「キボ・ハット」。高度が4700mもあるので、紺碧の空。少しチベットを思い出したりして。  
         
     
  3日目の朝日。この日はお昼過ぎには次のハットに到着していなくてはいけないため、早朝から出発するトレッカーも。私たちもそんなトレッカーの中の1組。   朝日を浴びるキリマンジャロ「キボ峰」。今では唯一氷河が残るサミットで、この日の深夜にはここを目指して出発します。  
         
     
  眼下に広がる雲海。毎朝この雲海を見る事が出来ますが、何度見ても見とれてしまう美しさ。(☆)   日に日に近づいてくるサミットをバックに。  
         
     
  目指すキボ峰はもうすぐそこ。植物のまったく生えない光景を見ると、不思議なもので、逆に自然の力を強く感じる気がします。   マウエンジ峰。一時はこれを目標に歩いていましたが、このときにはすでに背を向けて歩いていました。ずいぶんと歩いたもんだなぁ。  
         
     
  どんな高所でもポーターたちの運ぶ荷物はいつもたくさん。すごいなぁと感心するとともに、感謝の気持ちも。(☆)   高所だからなのかなんなのか。私の手は今にも張り裂けそうにパンパン。むくみの一言では片付けられない腫れ様でした。  
         
     
  到着したキボハットでは息苦しそうにうつむいている中国人やら、ベッドに崩れるように倒れこむ欧米人の姿など、いよいよサミットに挑むんだなぁと言う緊張感がびしびしと伝わってきました。(☆)   高山病対策のため「とにかく水を飲まなくちゃ」と喉も渇いていないのに、水をぐびぐび飲まなくちゃならないのが辛い。むくんで冷たくなった手を守るために、手袋もしっかりしなくちゃいけないのもまた辛い。(☆)  
         
         


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