Arberobello アルベロベッロ[マテーラ]
 
世界遺産の本で見てから、ずーっと行ってみたかったアルベロベッロ!まさか本当に訪れることが出来ると思わなくて、本当に嬉しかった。マテーラはアルベロベッロでお会いしたヒロエさんのオススメで行ってみたのだけれど、これまたアルベロベッロとは正反対にあるような町並みで、二人して「ここはよかったなぁ」と大満足でした。ずうずうしくもヒロエさんのお宅にはお邪魔してしまい、コンベルサーノの観光まで。いやぁ〜、クロアチア行きの船が週1便でよかった!?
 
 
     
  バーリの駅で列車が無いと右往左往していた私たちに声をかけてくれた、ポーランド人のピョートルとジョアンナ。彼らのおかげで、何とかアルベロベッロまでたどり着きました。   写真で見たまんまの「おとぎの国」。まさか来られるとは思っていなかったので、顔がにやけてしまった記憶があります。  
         
     
  帰りのバスまで1時間。とにかく急ぎ足の観光だったのが、ほんと残念。それにしても意外に日本人が多いのにはびっくりした。   このとんがり帽子の家のことをトゥルッロと言うそうです。夏は涼しく、冬は暖かい造りで、今はほとんど現役のものはなく、大体がお土産屋さんになってしまっている。中には「トゥルッロに住んでみませんか?」的広告もあったりして、ちょっとそそられた(笑)。その昔、ここでは家に多額の税金が掛けられていたそうで、このとんがり帽子の屋根は役人が来たときに、すぐに壊して「これは家ではない」と言うためのものだった、みたいな説もあるそうです。  
         
     
  トゥルッロを模した置物や、ポストカードなど、とにかくトゥルッロが並ぶ旧市街は土産物街といった雰囲気も。でもこんなかわいらしい町だから、それでも許せちゃう。   調子に乗ってます(恥)  
         
     
  屋根に描かれた記号は、昔は何かの意味があって描かれたそうですが、今となっては観光客に受けるような、記号が書かれているのみ。こーゆーのがちょっと寂しい。   とんがり帽子の教会もありました。  
         
     
  岩山をくりぬいて造られた洞窟住居「サッシSassi」。このサッシ地区が世界遺産に登録されているそうだが、おとぎの国アルベロベッロとは正反対にあるような町並み。それでもこの独特の景観には圧倒されるものがあった。   岩山にぐるっと取り囲まれているので、360度ほとんどサッシ。こんな景色も珍しいよなぁ。  
         
     
  岩山をくりぬいて作った教会。鉄の棒で作られた十字架が、なんともいえない。   無機質な岩を何の飾りもなく家にして、窓として開けたであろう穴にはガラスがなく、まさに「洞窟住居」そのもの。  
         
     
  マテーラのサッシ地区はとにかく迷路のよう。もらった地図とにらめっこしながらの観光でした。   マテーラの大聖堂。ここの前で休憩していると、近くに座っていたおばあちゃんが「ここにも入りなさい」としきりに勧めてきたので、入ってみることに。  
         
     
  外の質素な造りに反して、中は圧倒されるような造り。ゆっくり流れているパイプオルガンの音楽が耳に心地よく響いていました。   これまで訪れた教会では見たことがなかった、キリスト誕生の模型。素朴でかわいらしいこの模型を見ていると、顔がほころんでしまう。  
         
     
  帰りの列車から見えた、「世界の車窓から」もびっくりの緑一面。南イタリアらしい景色。   アルベロベッロで写真を撮ってもらったヒロエさんがお住まいのコンベルサーノ。街中では悪がきやらおじいちゃんたちが寄り集まっての〜んびりおしゃべりしていたりと、私たちもの〜んびりと町歩きをしていました。  
         
     
  大聖堂の前で。南イタリアの大聖堂は外観にゴテゴテした装飾がないところが多い。でも意外に中は豪華で驚かされることが多かった。   広場の向こうに沈む夕日。ここでも夕焼けが綺麗で、ベンチに座ってぼーっと眺めてるのがいいんだよね。  
         
       
  すっかりお世話になってしまったヒロエさんファミリーとヨーコさん、ロメオ夫妻。いきなり押しかけて行ってごめんなさい。でもとっても楽しくお話させてもらって、また素敵な思い出がひとつ増えました。      
         
         


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